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本校の特色は、1学年30名定員と少人数制で、きめ細かな指導体制のもとアットホームな雰囲気の中学習に取り組めることです。看護は、人間の心身のニーズに応え、人々の安らぎ・安心・癒しを追求し、その人の人格・人間性を守ることが重要であると考えています。本校で、学生たちは人間理解を基盤に専門的な知識や技術を修得し、その人らしく生きていくための援助ができる人を目指し日々学習に励んでいます。
看護教育の内容は、大きく「講義」と「実習」の2つに分けられます。これは、「頭でわかる」ということと「実際に人に関われる人になる」ということが重要だからです。看護教育は理論を使って実践することが必要です。講義では人間理解や身体のしくみや構造、疾病に罹患することで機能がどのように変化し、日常生活のどこが不自由で、それをどのように支援すればいいかを系統的に学んでいきます。人間のことが分からなければ、安らぎや癒しを与えることはできません。授業の中でコミュニケーションを学ぶことが必要になるわけです。そのために「他者理解は自己理解から(人間関係論)」「聴き方訓練」等の演習を通して、自分とはどんな存在か、受容・共感とはどうすればいいのかを体験的に段階を踏んで身に着けるカリキュラムを組んでいます。
実習は、学内実習と臨地実習に分かれます。特に学内では基本的な看護技術を学びます。看護技術の演習では、少人数制の利点を生かしきめ細かな指導を実施しています。特に患者体験をすることで患者への声かけ・配慮等技術だけでなくどのような関わりが患者に安心や癒しを与えるのか学生は学んでいます。臨地実習は、実践能力を実地に修得することにあります。
看護は実践の科学です。それゆえ実習でしか学べないものがあります。
それは、
【1】 人間関係の形成
【2】 その時その場で問われる判断と行為・表現
【3】 既習の知識と知識を統合し新しい知識を構築すること
以上3点です。具体的方法としては受け持ち患者を通し看護過程の展開を(ゴードンの機能的健康パターンを使って)行います。
臨地実習は、隣接する大和高田市立病院をはじめ市の関連施設(保健センター、訪問看護ステーション)や近隣市町村の介護老人保健施設、やまと精神医療センターなどで充実した臨地実習が受けられることも大きな特色です
イベント | 1年生 | 2年生 | 3年生 | |
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4月 | 入学式 | |||
5月 | 人間関係論 (宿泊研修) 防災訓練 |
防災訓練 | 防災訓練 | |
6月 | ||||
7月 | 前期試験 | 前期試験 研修旅行 |
看護研究 | |
8月 | オープン キャンパス |
夏期休暇 | ||
9月 | ||||
10月 | 戴帽式 | |||
11月 | 入学試験 (推薦) |
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12月 | ||||
1月 | 入学試験 (一般) |
後期試験 | 後期試験 | |
2月 | ||||
3月 | 精神看護方法演習[聴き方訓練](宿泊研修) | 卒業研修・ 卒業式 |